面白い比較

マイケル・ミルケンのご託宣

彼が引いた例はジャマイカシンガポール
この両国は1960年には一人当たりGDPが殆ど変わらない国でした。ところが教育と人的資本、そして金融市場に投資を続けたシンガポールのそれはいまや2万6800ドルに達し、一方観光事業と商品(コーヒーなど)に投資をしたジャマイカのそれはわずか3583ドルに留まっていることからも金融市場への投資の重要性がわかると言っています。

また、日本の所謂「失われた10年」も製造業で成功したモデルがそのまま金融市場に適用されなかったためで、停滞の原因は明らかに金融市場への投資不足による市場の未整備と断言。今後引き続きこの分野をないがしろにするなら、たちどころに中国に追い抜かれるだろう、という耳の痛い話もしています。

 ジャマイカシンガポールを比較するのは面白いと思った。ちょっとした違いがある期間を経過したらえらい結果になるという現実。教育の投資の重要性を改めて認識した次第^^