SoftBank春の新機種

 出たようです。注目はSoftBnak X01NKですよね。Nokia E61が元になっている機種ですがどうなんでしょう。液晶画面は広いが、機種自体の幅も広がっている。しかもフルキーボードといっても日本語入力は携帯電話特有の9ボタンを押しまくるあの方式^^なので、幅が広い機種で片手での入力には苦労するでしょう。そして最も問題なのがパケ定額が10290円である点。電車とか無線LAN使えない喫茶店で座っての作業ぐらいにしか使えないのは間違いない。ちょっとしたメモを取るなら片手で入力できる702NKがいいし、きちんとInternetを見ながらの作業したいなら無線LAN使えるカフェ探してMacbookで作業した方がいい。要はX01NKは中途半端。702NKより6000円も高いパケ定額料金払ってまで使う意味は全くありません。
 忘れていましたが、法人専用のようですのでそもそも個人で買うことができないようです。まあ裏技で買うことができるかもしれませんが、以上書いた理由でわざわざ買う必然性はゼロなのでその裏技についても調べようという動機はありません^^

なんだか、最近のSoftBankの動きをみていてホワイトプランで「安さ」に走り出したのは残念。期待していたのは安さは安さでも携帯電話におけるインターネット通話の実現によるものでした。結果をみれば、それを実現できそうな機種へのパケ定額を高額にして、他の機種はひたすら薄さとか色のバリエーションの多さや格安ホワイトプランといった目先に走っている印象がとても強い。非常に残念。目先、多少加入者は増えるだろう。でもデザインで釣るやり方は長続きしないだろう。

面白い比較

マイケル・ミルケンのご託宣

彼が引いた例はジャマイカシンガポール
この両国は1960年には一人当たりGDPが殆ど変わらない国でした。ところが教育と人的資本、そして金融市場に投資を続けたシンガポールのそれはいまや2万6800ドルに達し、一方観光事業と商品(コーヒーなど)に投資をしたジャマイカのそれはわずか3583ドルに留まっていることからも金融市場への投資の重要性がわかると言っています。

また、日本の所謂「失われた10年」も製造業で成功したモデルがそのまま金融市場に適用されなかったためで、停滞の原因は明らかに金融市場への投資不足による市場の未整備と断言。今後引き続きこの分野をないがしろにするなら、たちどころに中国に追い抜かれるだろう、という耳の痛い話もしています。

 ジャマイカシンガポールを比較するのは面白いと思った。ちょっとした違いがある期間を経過したらえらい結果になるという現実。教育の投資の重要性を改めて認識した次第^^

Appleは所詮PC製造会社である

アップル社名変更、Apple Computerから"Apple Inc"へ

Mac, iPod, Apple TV, iPhone。"コンピュータ"と考えられるのはMacだけだろう。よくよく考えてみた。われわれの名前もそれを反映したものにすべきじゃないだろうか。」


 Appleの社名が「computerからInc」になったことを評価する意見が多い。iPhoneやAppleTvの発表もありPCの枠を大きく踏み出したことを宣言したともいえるわけだが果たしてどうなんだろう?iPhoneにインストールできないようになっていることはおろか、iPhoneからiTunesのコンテンツすら買えない。またAppleTvについてはテレビ録画すらできない、あくまでMac本体のiTunesのコンテンツをテレビ画面で見ることができるだけである。あくまでMac本体を主体に、彼ら流に言わせれば「シンプルに」といった構造に終始している。現時点の発表をみる限りこれ以上でもないしこれ以下でもない。iPhoneをMobile Macみたいに捉える見方も一部にあるようだがそれはAppleに対する期待感によるものである。本当の意味でMobole Macであるならば出先でiPhoneによるiTunesでのコンテンツ購買もできるはずだし、オープンにすることにより機能満載にできると思う。あえてしないのは、明らかに彼らがあくまでMac本体をメインに考えているに他ならない。ユーザーにとって何が便利なのかよりもPC優先なのはある意味において当たり前だ。PCとMac OSが彼らの売りだからだ。従って、iPhoneとAppleTVの発表と同時に社名から「Computer」が抜けたのはブラックなジョークかと思ったくらいだ。あまり期待先行でAppleが何かイノベーティブなことをすると決めつけるのはどうかと思う。

 その辺では明らかにGoogleとは違う路線を走っている。世の中を変えるのはあくまでGoogleだと確信している。なぜならGoogleの拡大の意味するところはPCやOSに依存しない新たなネットサービスの拡充にある。その点で明らかにAppleGoogleの利害は反しているのである。確かにGoogleの経営陣がAppleのそれに名を連ねているがそれだけで運命共同体という訳ではないのは彼らの商品思想・ラインナップ・戦略をみれば明らかである。

ホワイトエグゼンプションに反対多いですね

 ホワイトエグゼンプションについて議論が広がりを見せているようです。反対している人は「これは残業代カットに使われるだけ」とか「そもそも成果主義が確立してない」。賛成している人は「残業代目当てに残業する人がいる」とか「効率よく仕事を終えた人が報われない」が多いみたい。双方とも視点が違うのでスレ違っていると思う。仕事に費やしている時間に対する報酬を求めているのかと、どれだけ会社に貢献したかで報酬を求めているかの違いだろう。前者の立場になれば、費やす時間が増えたつまり残業したら残業代を求めるのは当たり前だし、後者の立場になれば、ダラダラと仕事を効率悪くすればするほど報酬が増える「残業代」が極めて非効率なものにみえる。ただ、回りを見渡すと残業代目当てなのか、みんなで一緒になんとなくいるのか区別がつかないけど・・・(笑。

 最大の問題はそもそも「会社にどれだけ貢献したか」という成果を評価することができないんじゃないかということ。それにこだわりをもてば間違いなくホワイトエグゼンプション反対派になるでしょう^^。完全には無理でもある程度の成果主義は十分できるし、現在だってボーナス査定なんかはそうでしょう?だからホワイトエグゼンプション制度自体は悪くない。むしろ足りないくらい。例えば成果主義を標榜するなら就業時間などは無意味になる。極端なことをいえば、満足できる供与水準であるならば好きな時間に好きなだけ働くことができる。そもそも人間なんて時計と同じように効率的にできてない。不調な時は不調だし、どんどんアイデアが浮かんでくる時は続くもの。したがって好調な時にどんどん働いて不調な時は休めばいい。そうやって生産性を上げていくのが本来のホワイトエグゼンプション導入の目的なんだし。嫌な時に無理に通勤電車乗って働いてもストレスになるだけ。

 もちろん仕事ができない人には厳しくなっていく。でも企業が競争力維持できなくなったら真っ先に仕事がなくなるのはその層なんだ。そして軽い仕事はどんどん派遣社員に任されていくようになる。この流れはちょっとして好況ぐらいでは止まらない、むしろ構造的な流れともいえる。ホワイトエグゼンプションについて議論する時に、世界での日本企業の競争力や自分の働くことに対する意識、労働人口が減少していく状況を考えないといけない。

Googleついにリアル株価を提供へ

Real-time quotes for free

ついにGoogleがリアル株価情報を提供することになったようです。現時点ではNYSEのみの予定らしいですが、これまで追加料金支払ってリアル株価情報を提供していた企業にはきついことになりそうですね。

気になる日本でのiPhone発売は?

 ところでiPhoneの日本での展開だがよくわからない。アジアでの2008年から発売予定とだけはわかっているが日本については具体的なコメントはなかったのでいろいろと憶測を呼んでいるみたいです。iPhone自体、携帯電話会社にとって脅威になるわけでもないので、意外と日本での展開の可能性は大きいと思う。これはある意味においては残念。ネットによるモバイル通話は技術的にはスカイプをみれば可能なことはわかっているだけに、それを誰が行うかのみの問題。残念だがiPhoneはその領域に足を踏み入れなかった。またアプリケーションもユーザーが入れることができない作りとなっているためPDAとしての機能は中途半端でしかない。これならauLISMOに毛が生えた程度のインパクトしか携帯電話会社にはない。これなら安心してiPhone導入できると判断するのではないだろうか。

ついにiPhoneとiTv発表

maconnn2007-01-10


 現地時間1月9日から2007MacWorldが始まっているようです。そこではついにiPhoneiTvが発表されました。
まだiPhoneについては以下のサイトで詳細にレポートされてます

後ほど、まだまだiPhoneの写真と動画、あげてきますよ〜
アップル、ついにネット接続可能な携帯電話「iPhone」を発表

発売は米国が6月、欧州が10-12月、アジアは2008年だそうです
フラッシュメモリ8GBのが599ドル、4GBのが499ドル
OSはなんとOSX
キーボードが存在しなくてすべてタッチパネルでの入力
連続通話時間(ネット使用も含む)は5時間、楽曲再生は16時間

OSにOSXをそのまま持ってきたのはスゴい。これならMacやPCとの連携面では完璧。変な制約がなくなっていいと思います。これまでPCとMobileではOSが別々だっただけに同一のOSというのはいいんじゃないですか。
ただ個人として使うにはどうなんだろう?バッテリーが問題になりそう。iPod機能により音楽を楽しみながら、ネット接続しようものならバッテリーが持たないんじゃないのかな?特に通勤時間往復で2時間、そしてカフェとかで使ったとすると微妙なバッテリーの容量ですよね。それに朝出かける前に充電したとしても、夕方や夜になってバッテリーの持ちが気になるっていうのはユーザーが最も嫌がることじゃないでしょうか?バッテリーの問題さえなければ非常に魅力的だとは思いますが・・・。

次はiTv、というかAppleTvは現時点でAppleStoreにて掲載されています。

AppleTv

MacのコンテンツをTVで見られるというものらしいです。個人的にはこっちのほうが買いたいと思います^^
iTunesでの音楽や映像をテレビで見たいし、テレビそのものの録画も出来るのは便利でしょうから
となるといよいよ我が家もフラットパネルテレビを買うことになりそう

追記 1/10 18:54


「Apple TV」「iPhone」担当バイス・プレジデントとの一問一答−−Macworldより

質問:iPhoneではMac OS Xが稼働しているそうだが,OS X用のアプリケーションをユーザーが自由にインストールできるのか。

ウィーアッグ氏:できない。iPhoneはクローズド・プラットフォームだ。これは,セキュリティの要件による。コンピュータ・ウイルスなどの侵入を防ぐためだ。ミニ・アプリケーションの「Widgets」も同じで,限られたアプリケーションしかインストールできない。


こりゃダメだ。買わないと思う