匿名性はダメなのか


2ちゃんねる化するウィキペディア

だから2ちゃんねるは、日本社会の汚物みたいなものだが、排泄物を見れば健康状態がわかるように、そこには社会の裏面が映し出されている。匿名の世界では会社などの「ムラ社会」の抑圧から解放されるため、そのストレスを悪口や民族差別で解消する。「他人志向」で自我が弱く、何かを主張するよりも他人の評判を傷つけることに快感を覚える。自分の意見というものがないから、一方的な悪口ばかりで論争や相互批判が成立せず、議論の客観性をチェックする習慣がない。

 これはおかしい。そもそも議論の客観性をチェックするのが誰であるべきなのか決めるものではない。悪口が数多くあるのは事実だがきちんと論じている人の意見は論拠がしっかりしていればわかってくるものが多い。意見のソース元がいい加減なことが多いし・・・。それを判断するのはあくまで参加者たちだ。断じて特定の誰かではない。あと、匿名だからいい加減なことを書けると決めつけているのも明らかにおかしい。匿名だからいいたいことをいえる。その中には悪口もあるだろうが真実もあるはずだ。NTTのNGNに否定的でインターネットのいい加減さを許容しろといってきた人の割には2chや匿名性についてはまるでNTTの思想そのもののように思えてしまうよ。